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パニック障害
パニック障害
私たちは、不安や緊張を感じる場面では、本能的に体が外敵から身を守る状態となり、動悸や発汗などの症状が出ます。
どんな病気?
私たちは、不安や緊張を感じる場面では、本能的に体が外敵から身を守る状態となり、動悸や発汗などの症状が出ます。しかし、パニック障害では、そういった場面でなくても理由もなく突然に、強い恐怖や不快感が高まってしまい、動悸、めまい、息苦しさ、発汗、手足の震えといった症状(パニック発作)が現れ、何度も繰り返します。そして、「もっと発作が起きるのではないか」「いつ発作が起きるか分からない」など、発作が起きることへの不安から、慣れていない状況や発作が起きそうな場所を避けようとして外出できなくなるなど、日常生活に支障をきたします。
パニック障害の症状
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精神面の症状(一例)
「この状態をコントロールできない」という恐怖「このまま死んでしまうのではないか」という恐怖自分が自分でない感じがする
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肉体面の症状(一例)
動悸、頻脈汗をかく手足のしびれ息苦しさ、窒息しそうな感じ胸痛、吐き気めまい、立ちくらみ、気が遠くなるような感じ
治療について
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発作が起きないようにするために抗うつ薬を内服します。また、発作が起きた時の症状や、発作が起きるのではないかという不安を和らげるために抗不安薬を併用することもあります。精神療法では、自分の不安の特徴を知り、その不安に対する対処法を身につけていきます。
よくある質問
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カウンセリングについて教えて下さい
ご自身の状況や思いを語ることによって、気持ちを整理して自分の考え方のクセを知り、辛くならないための方法を一緒に考えていきます。 また、自分の得意不得意なことを知ることで、日常生活の困りごとを解決するための方法を身につけていきます。
カウンセリングは経験豊かな心理士(臨床心理士・公認心理師)が担当いたします。
具体的なテーマや方法は人それぞれですので、ご自身に合うスタイルを一緒に探していきましょう。
【完全予約制】
【時間、料金】1回30分 3000円
*カウンセリングは保険適用外のため自費となります
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薬を一度飲み始めるとやめられなくなるのではないかと心配です
一部の睡眠薬や抗不安薬には、長期内服(数年単位)で耐性や依存性ができ、やめることが難しくなるものもあります。
一方、抑うつや不安などの精神症状が重い場合は、睡眠薬や抗不安薬などを適正な用量、適正な期間、正しく服用いただくことで、早く回復することも事実です。
症状に応じて薬の必要性を十分に検討いたしますので、まずは医師にご相談ください。
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症状が良くなったと思ったら、自己判断で薬をやめてもいいですか?
風邪薬や頭痛薬などの内科薬と異なり、精神科の薬は、飲んだらすぐに効果が表れるような即効性はありません。効果が表れるまでに1ヶ月ほどかかることもあるので、焦らず気長に服薬を続けましょう。
また、症状が良くなったと感じた後も、再発予防のために薬の服用が必要な場合もあります。
今まで飲んでいた薬を自己判断で急にやめてしまうと、精神症状が重症化することもありますので、まずは医師にご相談ください。
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どれくらいの期間薬を飲みますか?
例えばうつ病の場合、症状がよくなった後も、再発予防のために半年~1年は服用を継続した方がよいとされています。病気や症状によって適切な期間は異なりますが、いずれにしても自己判断で急にやめてしまうと精神症状が重症化することもありますので、焦らず気長に服薬を続けることが大切です。
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薬の副作用はありますか?
薬を服薬する場合には、なるべく副作用を最小限に抑えるために、適正な用量を、適正な期間、正しく服用いただくことで、「効果を最大限に、副作用を最小限に」する治療を目指します。
お薬の副作用が気になった時は中止や変更も検討致しますので、早めに医師にご相談ください。
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妊娠中や授乳中の薬の内服はできますか?
妊娠中の方、現在授乳をされている方には、内服治療は基本的にはお勧めしておりません。ただし、病気の種類や症状の重さによっては、安全性の高いお薬を選んだうえで、内服治療が必要なこともあります。
また、今まで飲んでいた薬を自己判断で急にやめてしまうと、精神症状が重症化することもあります。メリットとデメリットを考えながら患者様やご家族と方針を決めていきますので、まずは医師にご相談ください。